<渋滞緩和>
LED点滅で視覚誘導実験
中日本高速


中日本高速道路(名古屋市)が、
人間の視覚を利用した国内初の
渋滞緩和策の実証実験を進めている

高速道路沿いに多数設置した
LED(発光ダイオード)を
順番に点滅させて
「車と並走する光」を出現させると、
ドライバーは光につられ、
スピードを過度に
落とさなくなるという

14日には新東名高速が
静岡県内で開通予定

同社は交通円滑化の切り札にと期待し、
特許を申請中という

2台の車が並走した場合、
速度の遅い方の運転手は
「自分の車は後退している」と
錯覚してしまう

ベクション(視覚誘導性自己運動感覚)と
呼ばれるこの現象を応用した
「視覚誘導システム(仮称)」だ

実験は東名高速下り線の
宇利トンネル
(愛知・静岡県境、913メートル)付近

トンネルは中間地点まで
上り坂になっているため、
ドライバーは速度を落とす
傾向があり、
渋滞につながりやすい

宇利トンネルでも
1キロ以上の渋滞が
年間約40回発生している

中日本高速は静岡県側の
トンネルの手前から中にかけて、
計426個のLED
(縦20センチ、横8センチ)を
4〜5メートル間隔で設置

対象区間の制限時速は100キロ

通過する車が
平均80キロ以下の場合に
システムが起動し、
光が点滅し80キロで走る

光に追い抜かれると
運転手は自分の車が
後退しているような感覚に陥り、
速度を速める仕組みだ

昨年末から年始にかけての
4日間に試験的に運用した

今月27日〜5月6日の
大型連休で再運用して
効果を確かめる

中日本高速の広報・渉外部は
「下り坂では
光のスピードを抑えることで、
速度超過の防止も期待できる
有効なシステムとして
確立させたい」
と意気込んでいる
【高橋昌紀】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000012-mai-soci

http://amd.c.yimg.jp/im_siggnV_iCPjWYW.8H9q2qEBv5g---x338-y450-q90/amd/20120412-00000012-mai-000-0-view.jpg


























追い越し車線で
常にハイビームが最強


本州の
高速走ってびっくりしたのは、
「速度落とせ」の看板はともかく
「速度落とすな」の看板があったこと



おわり